検査センター
医薬品検査
人体に直接使用する医薬品や化粧品、また医薬部外品等は、安全を確保するために厳しい品質管理が必要です。そのために必要な試験検査は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」施行規則第12条第1項による医薬品登録検査機関で行うことが認められています。
県内唯一の登録検査機関である当センターでは、次の試験検査を行っております。
依頼試験(随時)
医薬品、医薬部外品及び化粧品の試験検査が必要になった時に、ご依頼を受け実施する試験検査です。日本薬局方に基づく試験をはじめ、委託先会社の自主規格に基づく原料や製品等の試験検査も行っております。
計画的試験
調剤用に開封された医薬品や有効期限のある医薬品の有効成分量、溶出試験による先発・後発医薬品の製剤学的同等性の試験等、日本薬剤師会の基本方針に基づき年次的に計画し、試験検査を行っています。
受託可能試験方法
- 日本薬局方
- 日本薬局方外医薬品規格
- 医薬部外品原料規格
- 医薬品添加物規格
- 化粧品種別配合成分規格
- 衛生試験法
- JIS規格
- その他
試験項目
医薬品・医薬部外品等の試験
- 性状試験
- 確認試験
- 純度試験
- 定量試験
- 溶出試験
- 質量偏差試験
- 旋光度
- 水分
- pH
- 赤外吸収スペクトル
- 乾燥減量試験
- 強熱減量試験
- 強熱残分試験
- 比重
- その他
製薬用水の試験
製薬用水とは、医薬品の製造、容器や設備等の洗浄に使用される水です。「常水」「精製水」「滅菌精製水」「注射用水」です。
-
常水
- 水道法第4条に基づく水質基準(51項目)
- アンモニウム
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精製水
- 有機体炭素
- 導電率
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定量試験
内用、外用すべての製剤について、決められた有効成分量が製剤中に含有されているかを試験します。 -
純度試験
人体に有害な物(鉛、ヒ素等)が混在していないかを試験します。 -
溶出試験
内用固形製剤(錠剤、カプセル等)からの有効成分の溶出性を試験するものであり、製剤の品質を確保し、著しい生物学的非同等性を防ぐことを目的としています。 -
質量偏差試験
製剤の質量の偏差を含量の偏差とみなし、個々の製剤の質量を測定することにより、製剤の主約含量の均一性を推定する試験です。
医薬品等の試験は、対象となる試験項目が多岐に渡りますので、当センターで対応可能か予めご確認下さい。確認後、ご依頼品目、試験項目、試験方法、納期、サンプル量等の打合せをし、見積書を提出いたします。
- 受付場所
- 検査センター受付(薬剤師会館 1F)
- 検査料金
- 検査料金は検査項目によって異なります。お問い合わせください。
一般社団法人香川県薬剤師会検査センター
〒760-0006
香川県高松市亀岡町9-20 薬剤師会館1階
TEL:087-834-5145 FAX:087-837-7901
〒760-0006
香川県高松市亀岡町9-20 薬剤師会館1階
TEL:087-834-5145 FAX:087-837-7901