検査センター

食品・食品添加物・輸入食品の検査

食品の表示について定めた新しい法律「食品表示法」が、平成27年4月1日に施行され、原則として、消費者向けに予め包装された全ての加工食品と添加物(業務用加工食品は除く)に、栄養成分表示が義務化されました。栄養成分表示が義務化された5成分として、熱量(エネルギー)・たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量があります。
(ナトリウム塩を添加していない食品のみ、任意でナトリウム量が併記できます)

当センターでは、食品衛生法に定められた各種食品の規格基準検査、添加物検査、加工食品の栄養成分検査を行っています。厚生労働大臣登録検査機関として、安全な食生活を確保し、みなさまの健康な生活に役立ちたいと考えています。また、食中毒などの問題を未然に防ぐためのふきとり検査や、一定条件下での保存検査、器具及び容器包装の規格検査も行っております。

食品に関する検査について、お気軽にお問い合わせください。

栄養成分

栄養表示基準に基づく項目を中心に各種無機質、ビタミン類の検査を行います。

熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物など
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄など
ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなど

細菌検査

食中毒の発生を防ぐ目的や、病原菌の有無を調べるために検査します。
受付曜日:月曜日~水曜日、祝祭日を除く(サルモネラは月曜日・火曜日)
熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物など
  • 食中毒菌の検査につきましては、受付前にあらかじめご連絡ください。
    また保存検査も受付しております(要予約)。

細菌数、大腸菌群、大腸菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ、腸炎ビブリオ、腸管出血性大腸菌、O157など

食品添加物

食品の製造時または加工時に添加、混和されるものを検査します。

ソルビン酸、二酸化硫黄、亜硝酸根、サイクラミン酸、安息香酸など

規格試験

食品衛生法に定められている規格のものを検査します。

乳製品、容器包装、清涼飲料水、冷凍食品、生食用魚介類など

有害物質

人体に有害な作用を及ぼすおそれのある項目を検査します。

重金属類、フグ毒、貝毒、残留農薬、有機スズなど

輸入食品検査

検体の採取及び試験をおこないます。依頼は採取調整のため事前にご連絡下さい。

食品の異物検査

最近、新聞等で食品中の異物が話題に上りますが、異物がいつ何処で混入したかが分からないと、同じ異物が再び混入する恐れがあります。異物が何であるかが分かれば、生産工程を改善し、同じ異物の混入を防ぐことができます。

当検査センターでは食品の品質向上に必要な、食品中の異物検査をおこなっています。検査料金等はお問い合わせください。

受付場所
検査センター受付(薬剤師会館 1F)
検査料金
検査料金は検査項目によって異なります。お問い合わせください。
検査依頼書
一般社団法人香川県薬剤師会検査センター
〒760-0006
香川県高松市亀岡町9-20 薬剤師会館1階
TEL:087-834-5145 FAX:087-837-7901