検査センター

アスベストの検査

アスベスト含有建材(アスベストを0.1重量%を超えて含有するもの)は労働安全衛生法施行令により、2006(平成18)年9月から、製造・使用等が全面的に禁止されています。

アスベスト(石綿)は1970年代から1980年代後半をピークに輸入され、主に建材に混入して建築物に多く使用されてきました。今後それらの建築物の解体棟数も2030年過ぎにピークを迎えると予測されています。アスベストを吸入することで、すぐには発症しませんが肺がんなどの健康被害が発生しています。まずはアスベストの含有の有無を調べ、含有されていた場合は関連法を遵守し、適切な対策が重要となります。

検査対象 内装材、外装材、その他
検査項目 アスベスト
検査方法 JIS A 1481-2分析法
検査手数料 お問い合わせください。
検体量 吹付け材や保温材等の柔らかい材料は、1ヵ所あたり10㎤程度(3×3×1cm
成形された薄い建材は1ヵ所あたり100㎠程度(10×10cm)
採取方法 調査対象(壁面等)の3ヵ所(左・中・右)から別々に採取し、それぞれの試料を密閉した袋に入れ、さらにその3つの試料を1まとめにして1試料とします。(下地材が見えるまで採取してください)
※複数面ある場合は、それぞれから採取してください。
採取時の注意事項
  1. 調査対象(壁面等)の3ヵ所から採取し、等量混合して1試料とします。吹付け材や保温材等の柔らかい材料は、1ヵ所あたり10㎤程度(3×3×1cm)成形された薄い建材は1ヵ所あたり100㎠程度(10×10cm)
  2. 採取前に霧吹きで湿らせ飛散に留意し、鋭利なカッターなどを用いて採取します。
  3. 防塵マスク、保護メガネ及びビニール手袋を着用してください。防塵マスクがない場合は、花粉症用のマスクの着用をお勧めします。
  4. 採取した試料は、チャック付ビニール袋等の密封できる容器に入れて下さい。(二重密封が望ましい)
  5. 採取後はスプレー接着剤等での養生をお勧めします。
依頼方法 検体ごとにチャック付ビニール袋等の密閉できる容器に入れてご持参ください。(二重密閉が望ましい)当センターホームページから依頼書をダウンロードできます。
検査日数 2週間~3週間
  • 検査の結果アスベストが検出された場合、検体を返却させていただきます。あらかじめご了承ください。
受付場所
検査センター受付(薬剤師会館 1F)
検査料金
検査料金は検査項目によって異なります。お問い合わせください。
検査依頼書
PDF(PDF版:419.5KB) XLSX(Excel版:214.3KB)
一般社団法人香川県薬剤師会検査センター
〒760-0006
香川県高松市亀岡町9-20 薬剤師会館1階
TEL:087-834-5145 FAX:087-837-7901